2歳児のごはんのしつけで気をつけていることを書いています。
- 一度に注意するのは一ヶ所のみ
- 注意は手短かに
- 両親2人で同時に注意しない
といったようにあらかじめルールを決めて、厳しくなりすぎないように気をつけています。
「厳しくしすぎない」が難しい
ウチにはかわいいかわいい2歳児がいるんですが、最近ではもう大人と同じものを食べられるようになってきて食事の時間が楽しくなってきました。
教えてもいないのにキャンディの袋のギザギザ部分を開けたり、スイカやトウモロコシを上手に食べたりしてるのをみると「学習能力ハンパないな!キミ」と驚かされます。
わが子の成長が嬉しい反面、イタズラや遊び食べも出てきてくるんですよね。当然ダメなことはダメとして教えないといけません。
子どもとしても少しずつ学んでいる段階ではあるので、厳しくしすぎないように伝えるべきことは伝えるスタンスで接しています。
ただ、その「厳しくしすぎない」というのが意外に難しいのです。
他人に厳しく、自分には甘い。
コレが人間の性質なので、自分の子ども相手だとついアレコレ言ってしまいます。
なので、あらかじめ自分ルールを決めておくことで、なるべく自分の感情に左右されず注意できるようにしています。
親の機嫌で注意する基準がコロコロ変わってしまうのは、子どもからしても納得いきません。私も子どもの頃はそれが一番納得いかなかったですし。
1.一度の食事で注意するのは一ヶ所のみ
私の場合はどこか1か所気になるところがあると、連鎖的に気になるところを見つけてしまいます。ついつい減点方式で見てしまうんですよね。
そんな性格を自覚しているので一度の食事で注意するのは一ヵ所と決めています。
例えばイスから立って食べてしまうのが気になる場合は、その食事の時に注意するのはそこだけ。他に遊び食べなどをしていても、その時には注意しません。アレコレ言いたい気持ちをグッとこらえるのです。
一度に色んなことを言われると何が大事なのか分からなくなりますし、正しい指摘だとしても一気に10か所も20か所も注意されてそれを受け止めるのは簡単なことではありません。大人でもキツイ。
また、子どもにも自分のリズムがあります。なにかするたびに細かく言われるようでは、自分のリズムを作ることができませんよね。
話は少し逸れますが「自分で考える子」になるためには、その子のリズムを尊重するのが大事だと思います。
アレコレ言いすぎず、「自分で考える」時間を確保してあげる。そういった意味でも一度の食事で注意するのは一ヶ所に絞るようにしています。
2.注意は手短かに
基本的に注意するときは手短かにして、後に引きずらないように心がけています。
「ちゃんと食べるまで終わりにしないよ」みたいな持久戦だったり、注意したあとしばらく不機嫌な態度を子どもにぶつけるといったことはしないようにしています。
もちろん、その場で直して欲しい気持ちはありますが、何回も根気強く伝え続ける方が子どもとの信頼関係を作るためには得策です。
「説教は5分まで、それ以上は自己満足」
とある経営者がテレビで言っていた言葉を今でもなんとなく覚えています。
まさにその通りで、相手のためを本当に考えているなら手短にすませた方がいいです。長いとこっちも疲れてイライラして感情にまかせて怒ってしまうなど悪循環につながります。
3.両親2人で同時に注意しない
これは夫婦で話し合って決めたルールなんですが、ごはんの時以外にも適用しています。
「どちらか一方が注意しているときは、もう一方は何も言わない」というのを徹底するようにしています。
というのも両親2人が同時に注意するというのはどうもフェアじゃないように感じるからです。
子どもに何か伝える時には1対1で。
2対1の構図になると子どもにとっては逃げ道がなくなります。
どちら一方が叱ったら、もう片方は特にフォローを入れたりするわけではなくニュートラルに接するようにしています。
完璧な人間はいませんのでね。
逃げ道は大事です。
自分ルールはパートナーと話合って
このように子どもに注意するときの自分ルールを決めていますが、これらはパートナーと話し合った方がいいでしょう。
子どもを注意する・許すの基準が夫婦でピッタリ合うということはありません。
片方が「いつも自分ばかり注意しているな」とイライラしている一方で、もう片方は「ちょっとうるさく言いすぎなんじゃないの?」と考えています。
そうしたすれ違いを防ぐためにも、お互いのしつけに関する基準というのは知っておいた方がいいですね。
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。