街中で新社会人をよく見かけるのですが、彼らを見るたびに「幸あれ」という気持ちになります。
4月は出会いの季節ですが、新社会人にとってどんな人と出会うかはすごく大事です。というかそれがすべてです。
よい人と出会えるのならば、それが最高ですが、くだらない人に出会ってしまった場合でもうまく逃げる技術を身につけてほしいなと思います。
個人で職場環境に真っ向勝負ってのは、なかなか厳しいものがありますからね。
まずはくだらない人というのを見極めるために、私自身の経験から考えた距離をとったほうがよい人の特徴を紹介していきます。これから新しい世界に飛びこむ人の参考になれば幸いです。
いつも不機嫌
あいさつの時点ですでにキレ気味。
大きな物音を立てて移動する。
ため息や舌打ちが多すぎる。
感情の起伏が激しい。
こういう人がいるだけで、職場の雰囲気がどんより濁ってしまうんですよね。
タチが悪いのは、こういう人は周りが気をつかってくれることを分かってやっているということです。つまりお子ちゃまです。不機嫌が許されるのは可愛い可愛い赤ちゃんだけなのに(父並感)
こちらの神経をすり減らすだけなので、基本的に気をつかうようなリアクションはしなくてオッケーです。
言葉が汚い
「そんなこともわからないの?」
「バカなの?」
「ちゃんとやれよ」
汚い言葉をわざわざ足してくる謎の人種もこの世には存在します。
ネガティブな言葉があると人の意識はそこに奪われ、大事なことが伝わらなくなってしまいます。つまりその手法を使っている時点で能力的に大した人ではないということです。
なにより汚い言葉を使う人間と一緒にいるのはシンプルに苦痛です。
説教が長い
「10分以上の説教はその人のためではなく、自己満足」
うろ覚えですが、とある経営者の言葉であったと記憶しています。
説教が好きな人を見ていると、自分自身が気持ち良くなってる様子がよくわかります。説教中は快楽物質が出るという話もありますね。「確かに」と思うような人に何度か当たったことがありますが、あれはなかなか辛かった。
「期待してるからこそ」というワードや終盤に和やかな笑顔を見せるといった行動があったら特に注意です。
そもそも10分以内で物事を伝えられない時点で能力的には怪しい人なので、これも距離を置いたほうがよいでしょう。
説教はあまり世界に入りこまずに「こいつ、気持ちよくしゃべってるなー」くらいの気持ちで客観的に見るようにしましょう。
逃げることは大事な技術
書いてて気分が落ちこんできましたが、これらの特徴を持った人に出会った場合、なるべく距離をとることをオススメします。
ベストははっきりとNOを示すことですが、立場上難しい人もいるかと思います。その場合は心を無にして、環境を変えることを考えてみましょう。
精神エネルギーは限りがあります。いざとなったら逃げることは社会人、いや人間として大事な技術です。
人間関係において頑張るべきポイントは確かに存在しますが、くだらない人のためにエネルギーを使うのは無意味であると断言できます。
今でこそ教訓として話をすることができますが、当時は辛くて辛くてたまりませんでした。いい経験にはなりましたが、もう少し大事なところでエネルギーを使っておけば良かった。うまく立ち向かう方法はあったのではないかと反省もあります。
これから社会に出る人には、こんなくだらない経験ではなくワクワクするような経験にエネルギーを使ってもらいたいものです。
本日はこれにて。
お付き合いいただきありがとうございました。