こんにちは。
キウイズムです。
「別れ」は悲しいものだけれども、きちんとそこに向き合うことが「いま」の純度を上げてくれるのではないでしょうか。
国民的アイドルグループ嵐が2020年末での活動休止を発表しました。
会見全文・前編
会見全文・後編
テレビの一部切り取りでは印象が違ってきますので、全文を読むことをオススメします。
嵐というグループが美しいバランスで保たれてる五角形ということを感じさせる会見でした。
それにしても翔さんの言語能力凄すぎない??
私は熱狂的なファンとまではいきませんが、「PIKA★★NCHI DOUBLE」(名曲です)のカッコイイ振付の完コピにチャレンジしたり、カラオケで「ティクソウソウ」していた「A・RA・SHI」世代なので、これはなかなかショッキングなニュースでした。(完コピは結局できなかった。)
同世代として寂しい気持ちもありますし、SMAPが解散してこれからジャニーズを引っ張っていくグループなんだろうなーとボンヤリ考えていた矢先の出来事なのでビックリもしています。
「嵐」という大役を20年務めるというのはやはり並大抵のことではないのでしょう。
記者会見を見て印象に残ったのは嵐の五人が「あと2年」という期間をしっかり決めて、ファンに「別れと向き合う時間」をくれたこと。
多くの場合、別れというものは突然やってきます。気持ちの整理がつかないまま「失ってはじめてわかる大切さ」という言葉に呪われ、その悲しみすら忘れてしまう。
そうならないための対応、言ってみれば5人の誠実さを感じることができる良い会見だったと思います。
出会いは偶然、別れは必然
この言葉。誰が言ったかはわからないらしいですが、正しすぎるくらい正しい。
例えば夫婦関係にしても仲良しでいつまでも一緒にいるということは、ある意味「死」という最も辛い別れに向かっていることを意味します。
私はそれを普段からなんとなく意識しているため、どんなに楽しい時を過ごしていても、「別れ」がチラつく瞬間があります。
「もっとポジティブになれよ」と自分に対して思うこともあるんですが、そう悪いことばかりでもありません。
この考えが根底にあることで不毛な争いをさけたり、一緒にいる時間に対して真摯に向き合うことができているような気がします。
「どうせ別れるなら」というネガティブ思考ではなく、「そこにたどり着けるのは幸せなことなんだ」と静かな覚悟を決めることで、何気ない日常や風景を味わいつくすことができるようになるのではないでしょうか。
嵐の五人全員が共有している「最後まで笑って」というメッセージ。
自分も共有させて頂こうと思います。
本日はこれにて。
お付き合い頂きありがとうございました。