こんにちは。
キウイズムです。
本日は久々にドラゴンズの話題を。
根尾選手に関する連日の報道がすごいですね。中日スポーツの根尾大喜利に楽しませてもらってます。
最近のもので好きだったのはこれ。
根尾の目、神宮に強い 屋外ナイターも感度良好:ドラニュース:中日スポーツ(CHUNICHI Web)
神宮に強いって。。
まあ盛り上がるのはいいことなんですが、その中で「ん?」と思った言葉があったので、本日はそのお話をします。
もうやめよう「〇〇二世」
立浪二世”根尾昂は本家を超えられるか?(ベースボールキング) - Yahoo!ニュース
記事としては「偉大な先輩である立浪和義を超えてほしい」という思いが伝わるものですが、気になったのはタイトルの「立浪二世」という言葉。
「〇〇二世」という言葉はもうやめにしませんか?
元記事にもあるように、確かに立浪さんは素晴らしいドラゴンズOBであり、見本となるような選手であることに疑いの余地はありません。ショートというポジションや甲子園のスターである経歴を見て、その姿を重ね合わせたくなる気持ちは分かります。
しかし根尾選手には根尾選手の素質があり、オンリーワンの存在です。根尾選手だけでなく、全ての選手がオンリーワンです。そんな選手たちの可能性に「二世」という言葉で蓋をしてはいけないなと思うわけです。
ドラゴンズ には「立浪二世」も「荒木二世」も「岩瀬二世」も必要ありません。時代を作っていくのは今いる唯一無二の選手たち。未来の可能性を信じるやきうファンでありたいものです。
殿堂入りの立浪氏「ちょっと気の毒」根尾思いやる - プロ野球 : 日刊スポーツ
「この段階でレギュラーとして期待されていることがちょっと気の毒。自分よりスケールの大きい、長打が打てる選手。ショートで本塁打30本以上という、そういう選手に育ってほしい。大事に育ててもらいたい」
当の立浪さんはこの素晴らしいコメント。
一時期は与田新監督に関する報道でも「星野イズム」という言葉がうんざりするくらい使われていましたが、誰かとの比較ではなく本人にフォーカスを当てた言葉を使って欲しいなと思います。
ちなみに「立浪二世」でググるとトップにこの選手が出てきました。
お、おう。
周囲のイメージが本人を作る
「〇〇二世」という言葉に限らず、その 人のイメージを表す言葉は慎重に使いべきなのではないでしょうか。
例えば会社というシチュエーションでも、影響力のある(信頼されている、地位が高い)社員Aが後輩社員Bのことを「アイツは仕事ができない」とみんなの前で言っている場面を想像してみてください。
なんとなくBのことを「仕事のできないやつなのか?」と思い始め、その後Bがなにかミスをした場合には「やっぱり」と思ってしまうのではないでしょうか?
怖いのはそれによってBの良い部分までも見えなくなってしまうことです。
どれだけ先入観なしにその人を評価しようと思っても、最初につけられたイメージというのは大きな影響を与えてしまうものなのです。
人を表す言葉の取り扱いは慎重に。
このやり方で意図的に人のイメージを操作してくる卑劣な人もたまーにいますが、そんな人には注意してくださいね。
本日はこれにて。
お付き合い頂きありがとうございました。