こんにちは。
キウイズムです。
私には心の師といえるスポーツチームが2つあります。
ひとつが日本プロ野球チームである中日ドラゴンズ(2011)であり、
もう一つはイングランドプレミアリーグのチェルシー(2004-2005)というサッカーチームです。
競技の違いこそありますが、共通していたのは「点を与えなければ負けることはない」という哲学でした。
言うのは簡単ですが、実行するのは難しい。そんな言葉を実践した偉大な2チームなんです。
「つまらない野球」
「アンチフットボール」
といった周囲の批判にさらされながらも、勝利にこだわる姿にプロフェッショナルを感じて憧れていました。
ドラゴンズとチェルシーは大切なことを教えてくれました。
得点を狙うより、失点を防ぐことに重きを置く、「守り勝つ」という考え方です。
攻めるか?守るか?
得点=好きなこと
失点=嫌いなこと
として人生の攻守のバランスを考えてみます。
守り勝つための生き方とは「嫌いなことから自分を守る」というやり方です。
もしかすると消極的な発想に感じる人もいるかもしれませんね。
攻撃型として得点を狙っていくのは理想的な生き方です。
「好きなことをして生きていく」
魅力的なキャッチフレーズです。
しかし好きなことを見つけるのは簡単なことではありませんし、バンバン得点を決めてる人と自分を比べて疲れてしまいそうです。
そんな人は「嫌い」という失点を防ぐ現実的な方法を目指しましょう。
「嫌い」は見つけやすい
自分の「好き」が見つけられないという人でも、「嫌い」をあげていくことは簡単だったりします。
- サービス残業
- 満員電車
- 不本意な友人付き合い
- 嘘をつく
- 愛想笑い
などなど。
リストアップするのは気持ちの良いものではありませんが、自分を知るためには大事なステップです。
次は「嫌い」を防ぐにはどうしたらいいか?を考えて、行動にうつしてみます。
はじめは些細なことでいいので、自分の力で変えられることが必ずあるはずです。
「好き」を見つけるのは簡単にいかないですが、「嫌い」はあちらからやってきます。それらを次々と防いでいきましょう。
守りを固めると自分が見えてくる
みんな色んな方法で「自分」を探しています。
しかし「自分」というものはもともと存在するわけではなく、「自分らしくなさ」をギリギリまで削りとって、はじめて姿を見せるものなのではないでしょうか?
その方法の一つが「嫌い」を防ぐということです。
「なりたい人」がいなければ「なりたくない人」を反面教師にしましょう。
「やりたいこと」が見つからなければ、ひとまず「やりたくないこと」はやらないようにしましょう。
「好き」が分からなければ、自分の「嫌い」を理解しましょう。
守りを固めて、きたるべき勝利のチャンスを待ちましょう。
本日はこれにて。
お付き合いいただきありがとうございました。