こんにちは。
キウイズムです。
本日は社会人3年目くらいの方を対象としたアドバイス風味な記事を書いてみようかなと思います。
とにかく伝え続けるということが大事というお話です。
3年目を過ぎて仕事をある程度回せるようになってくると、次に出てくるのは後輩という存在です。そして上司という立場になります。もっと早くステップを踏む人もいるでしょう。
自分の仕事に集中していれば良かったこれまでと違って、「人に仕事をさせる」という全く別のスキルが求められるステージに立つことになります。
「名選手、名監督にあらず」という野球界の名言もあるように、ビジネスにおいても仕事のできる優秀な人がそのまま良いマネージャーになるかというとそんなことはありません。逆に優秀だからこそ出来ない人の気持ちがわからなかったり、人に任せることができなかったりして上手くいかないパターンもたくさん見てきました。
驚くほど伝わらない
人に指示を出すということをしてみると自分の考えていることは驚くほど伝わらないということがわかります。1/3も伝わらないと偉い人が言っていましたが、これマジです。
指示が通らない。
同じミスを繰り返す。
自発的に動けない。
これらは総じて上司側の考えが伝わっていないことが原因です。人の上に立った時にぶつかる壁はここではないでしょうか。ではこのもどかしい「伝わらなさ」を乗り越えるにはどうすべきでしょうか?
やるべきことはたったひとつでシンプルです。
伝わるまで言い続ける。
ただそれだけです。
大事なことはずっと言い続けてください。途中で諦めたり、キレたりしてはいけません。
「言えばわかる」ではなく「わかるまで言う」
部下に対するときに最も必要とされるのは実は忍耐なのではないでしょうか。
「一度言えばわかる」という接し方では部下との信頼関係を作ることができません。根気強く「わかるまで言う」という姿勢が求められます。
部下は上司のことをよく見ていて、自分が上司に「見られているか」をよく観察しています。
伝え続けるというのは部下に対しての「見ているぞ」というメッセージにもなります。そうやって部下に安心感と緊張感を持たせることができます。
強い口調や感情はいらない
最も良くないパターンは強い口調で伝えることや感情をぶつけることです。
こうなると言われた内容がどんなに大事なことであっても、言われた方は「強く言われた」「嫌なことを言われた」という感情のほうが強くなってしまうのです。
部下に対して媚びる必要はありませんが、わざわざ恨みを買うのも不必要です。とにかく淡々と伝え続けてください。
信用には継続が必要
人を使う立場になるには、職場からある程度評価されていなければいけません。
負担は増えますが、光栄なこととして受け取りましょう。
優秀なマネージャーというのはいつでも不足していますし、人を使う能力というのは重宝されます。なによりマネジメントというのは面白いので、良い経験として自分自身の財産になります。
そして継続できる人というのは組織からも部下からも信用されます。
伝わるまで言い続ける。
ぜひ覚悟を決めてやってみましょう。
本日はこれにて。
お付き合い頂きありがとうございました。
オススメの一冊
はじめて上司になった時に役に立った教えがたくさん載っていました。
名選手が名監督となった珍しいパターンの人です。