本日は久々にドラゴンズの話題を。
昨日2018/6/7の千葉ロッテ戦では、今シーズン初となるサヨナラ勝ちを収めました。
今季初のサヨナラです: Dragons中日ドラゴンズ-公式「試合ブログ」
*リンク先はドラゴンズオフィシャルブログ。ちょい古いサイトデザインからの素晴らしい選手写真でなかなか味わい深いサイトになっています。
先発吉見選手が2回で6失点も、打線が粘りを見せ延長10回裏に平田選手のタイムリー内野安打でサヨナラ勝ち。
交流戦カード勝ち越しこそないものの3連敗をなんとか阻止している点では去年よりチームが成長していると言えます。(断言)
サヨナラ打を打った平田選手ももちろんですが9回裏ツーアウト絶対絶命の場面で今シーズン初打席にもかかわらず2点タイムリーツーベースを打った武山選手を賞賛したいと思います。
試合後のヒーローインタビューなどではサヨナラや勝ち越しのヒットを打った選手がお立ち台にあがる場面が多くみられます。
しかし野球でもっとも価値のあるヒットというのは負けてる状況から同点にするヒットであると私は考えています。
以前ブログで紹介したWPA(勝利期待値の増減)という数値を見ても、武山選手の同点タイムリーは勝利期待値を+.520とする活躍でした。
*WPAについてはこちらから
セイバーとドラゴンズvol.1 〜セイバーメトリクスって?WPAって?〜 - さえずるキウイズム
0(ゼロ)の前にあるもの
1を100にするよりも
0(ゼロ)を1にする方が価値がある
というような話をよく聞きます。
私としては両方大事だと思いますし、それぞれ得意な人が分担してやればいいじゃないかと思うだけなんですが、そこにマイナスから0(ゼロ)にする過程も加えてやってほしいと思うわけです。
野球に限らず
マイナスを0(ゼロ)にするような仕事というのは重要であるが、なかなか評価されにくい
ということを日々感じています。
社内システムのエラーを正常に戻す。
クレーム対応をする。
急に休んだ人の穴埋めをする。
自分が成し遂げる前、ゼロのさらに前にはなにがあったか?
そんなことを昨夜の試合を見ながら感じていました。
それでは今日はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。